5回目のロケは、東町と前回撮り残した西町です。東町では、極楽寺や籠怒神社、昭和園で撮影。籠怒神社ってのは、神明市で大ダルマが置かれている場所の近くです。参道がいい雰囲気なんですね。前日にお願いしたにもかかわらずエキストラ出演していただきました。皆さん、この場所が好きなんだと思います～温かいの～。ある方が、「この神社は”気”がグルグル回っとるんよ。」と教えてくれました。地形、岩石、水脈この組合わせでその土地オリジナルの磁場が形成されるのでしょう～だからご神木と言われるような大樹が育つのでしょうね。もしかして、気持ちも大らかになるのかな～？

しかし、この日も暑かった！偶然にも日陰になるところが多く、直射日光を長時間浴びないで済みましたが、バテバテ…。

みんな、なんやかんやとブツブツ言いながらも「じゃっ、いこうか！」と言うとスイッチが入る～以外と細かい事をリクエストしても応えてくれるので内心、凄いなぁ～と感心しています。

９月1日。なぜか前日に続き雨…酷暑から一変です。ところが、ラッキーなことにこの日は屋内ロケやナレーション録りを当初から予定。冴えてます！

さて、場所は本町の喫茶店「桂」。創業35年の落ち着いた雰囲気で地域に密着しているお店…優しいママさんが、切り盛りされています。

朝は、店内が薄暗くどうなるかとヤキモキしましたがカメラで調整できる範囲内～時間経過と共に雨は小降りになり空もちょうどいい明るさになりました。

このシーンは、親友の美樹を呼び相談するという設定。セリフは長めで心配しましたが～私の想像通りの掛け合いで、カメラを通して笑っちゃいました^^。

エキストラさんの数も丁度良く、自然な感じがして良かったです。このシーンの撮影は2時間弱で終了。休憩もなく、次はダイヤハイツにあるお宅に移動です。夜のシーンのため、光が入る所は目張り。それと同時に着替え＆セッティング。

ここで、照明が問題に…色々と試しました（時間がない中です）。ようやく自然になる感じを発見しましたがロケハンの難しさを痛感しました。

このシーンは、弟･勇と真琴の絡みですが実は二人は初対面…勇にとっては3人目のお姉ちゃんとなるのです（笑）。面白く、驚くシーンですよ。お楽しみに！

さて、最後は良一のナレーション録り。でも、喋らすと違和感あり…話し合いながら修正します。まあ、こうゆうのは拘っていないのでなんでも取り入れるのです^^。

9月16日。前日まで台風18号の影響で雨…夜には暴風とどうなるかと思いましたがカラッとした秋の晴天となりました。

でも、急な突風や新幹線の音。強烈なハイ･コントラストな日差し。これらと戦わなくてはならないわけで、超くたびれます（泣）。

この日は挿入歌として使用するSatoさんの「恋しょうるけん」のMV撮影も平行して行なう強行撮影…そこで、ハプニング！同期さすために用意したポータブルCDプレーヤーが故障。再生できんかった～仕方ないのでサビの部分だけ録音し使用。もう少し、違うパターンを撮影したかったなぁ。

須波ロケで風が吹いている中での音の収録方法で、「技でなんとかクリアー」と言ったけど…編集するとイマイチ。いまだ手探りですね…難しくあり、限界も気が付かせてくれています。

そう言えば、第二話では前日の大雨の後、大量発生（本町住民も経験なし）した“ハエ”。で、今回は…赤とんぼ！これまた大量発生～まさに秋の象徴～ちょいまち！今回の話の設定は7月下旬…トンボはあり得ない（泣）。前日のロケハンでは、飛んでなかったのにね～自然、恐るべし！上映会で見てやってくだしゃあ～。